ここでは経過観察時期に、はり・きゅう治療をして良好であった症例をご紹介痛します。
現病歴:
8月に初めてご来院頂き、ここ半年ぐらい月経過多が続いているということでした。月経時には下腹の両脇がしくしく痛み、胸から 両側の肋骨にかけて張ったような痛みがあり、普段からイライラする感じが強く睡眠も浅い感じ。 食欲や便通に問題はない。婦人科で腹部エコー検査等をして3㎝大位の筋腫があると診断されたということでした。
病院では一旦経過観察となりましたが、月経時の症状もあり、はり治療を試そうとご来院されました。
下腹部正中やや左側で押圧すると柔らかい固まり様のものが触知され、本人も違和感を感じられていました。 脈は、なだらかで少し緊張した張り感のある脈で、舌の色はやや暗い紅色、苔は薄く、舌の裏の 静脈の怒張がありました。
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