ここでは経過観察時期に、はり・きゅう治療をして良好であった症例をご紹介いたします。
この方は、3月に不妊検査を受けるため婦人科を受診、エコー検査で右側卵巣嚢腫(6.5㎝× 5㎝)が判明、経過観察となられました。
自覚症状:以前より下腹部の膨満感、お臍の下あたりがよく冷える感じがあり、最近なんとなく トイレが近い感じがしたそうです。
月経は順調で28日周期、経期は5~6日、月経痛はあまりありませんでした。
経血の色は、赤黒く塊がでる。その他の症状は、肩こりと腰の冷え、軽い腰痛が慢性的にあるという事でした。
脈は沈んで細い脈で、舌は淡色で舌辺に小さな瘀斑(おはん:紫色が、舌全体にみられるものや部分的に局在)がみられました。
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