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当治療所の不妊症鍼灸治療について
 
不妊鍼灸治療について
妊活養生事始め
生理・基礎体温で知る妊活養生法
 

では、実際に妊娠しやすいように、身体づくりをどのようにしていけばよいのでしょうか?  妊娠・出産のために重要な機能が「生理」です。  まず、「生理」と「基礎体温」について東洋医学ではどのような考え方をするのかを把握したうえで、妊娠力をつけるための養生を考えてみたいと思います。   「生理」は東洋医学でどのように考えるのでしょうか?

 1	周期と日数  周期:概ね28日~35日  日数:3日~7日  以上が正常範囲内の生理の状態です。 周期の乱れ:21日以下→卵子の成長が十分でない         40日以上→卵子の成長停止、排卵障害   日数の乱れ:3日以下または7日以上続く場合→「血」が不足していたり、滞りのある状態        (お血)が考えられます

 2	月経血の色 いつもより淡くうすい感じの色→「気」や「血」そのものが不足している場合があります いつもより鮮やかな鮮紅色→イライラやストレスなどで身体の中に余分なエネルギー(熱、 邪熱)が溜まっている可能性があります   いつもより暗く黒っぽい色→「気」や「血」の滞りが考えられます。時には血の塊がでることもあります。  3	月経血の量
 3	月経血の量 月経血過少:「血」「腎」のパワー不足や冷えが下腹部に留まって「血」の巡りが悪くなっている 可能性があります。月経血量と子宮内膜との関連から、月経血が少ないと子宮内膜が薄く着床しにくいと言えます。 月経血過多:例えば1日目と最終日が極端に量が多い場合などは、「血」の巡りが悪く内膜が硬くなっておりスムーズな排泄が出来ないお血の状態が考えられます。

 4	経質:月経血そのものの状態のことです。 血塊がかならずある→「血」や「気」の滞りがあります。 粘稠度が高い→やはり「血」や「気」の滞りがあったり、潤い成分の水液代謝不足、機能低下        や身体に余分なエネルギー(熱、邪熱)が溜まっている場合が多いです。

 
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基礎体温で身体のバランスを知ろう
 

正しい生理チェックポイント
   

周期はだいたい28日~35日ぐらいである

期間はだいたい3日~7日ぐらいである

月経血の色は普通の血液よりやや濃い色である

1日目が少なく2~3日目は多少多い

血塊や細粒状のつぶはない

粘度は高くない(ドロドロしていない)

 

妊娠にとって東洋医学でも西洋医学でも基礎体温のバランスが整っていることを重視します。 具体的には、排卵前の卵包期(低温期)と排卵後の黄体期(高温期)のバランスがとれているかを基礎体温表により評価、判断していきます。基礎体温のバランスの乱れがある時は、それにより食事、睡眠や仕事、ストレスなど生活習慣の乱れや子宮や卵巣の病気の徴候に気づくことができます。普段から基礎体温をつけることであなた自身の身体の変化をデータとしてとらえ、自然に妊娠しやすい身体づくりの基礎を築きましょう。

基礎体温のはかり方ポイント
   

専用の婦人体温計を用意する

睡眠時間は6時間以上とる

測定時間を一定にする(例えば、朝起床時など)

おりものの状態、不正出血、月経血の状態、
  性交日などを記入しておくと便利

測定できなかった日は、空けておく(線で結ばない)

気軽に始めて、無理せず3か月は続けてみる

 
基礎体温表のチェックポイント
   

周期:28~35日が一般的に多い

温度差:低温期と高温期の温度差が0.3~0.5℃ある

高温期:12日~14日ある

 

上記のポイントは大まかな正常基礎体温のチェックポイントです。あまり敏感にならずに気軽に 最低3か月程度継続して測定して自分の傾向を知ることが大切です。  仁愛堂基礎体温表→クリックすると基礎体温表が出ますのでダウンロード、コピーしてお使いください。

仁愛堂基礎体温表
 
 
 
では、鍼灸での不妊治療とは具体的にどのようなものなのでしょう? 鍼灸での不妊治療とはを読む
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