両側卵管の閉塞が確認されているので、自然な妊娠がほぼ不可能と思われましたが、 高度生殖補助医療の技術により妊娠に到った症例です。
実際の愁訴としては、強い冷えを 自覚していて、特に腹部の冷えは術者にも感じられるほどで、また血行障害があり腹部の硬さが気になりましたが、集中して治療を展開することで冷えを収まり、腹部の硬さも柔軟性がでてきました。
ご本人も身体の調子が良いと言っていた頃にタイミングよく採卵~移植という流れになり、妊娠が可能となりました。
体質を改善して妊娠できる身体を作りたいと言うご本人の強い希望・意思が感じられ、自宅での食養生や施灸をきちっとしていただいたのも治療効果を高める上でキーポイントになったかと思います
|